トランプ政権を分析 笹川平和財団・特任研究員の渡部恒雄氏

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 安全保障政策や米国の政策分析に携わる笹川平和財団(東京都)特任研究員の渡部恒雄氏=南会津町出身=は4日、県内での講演に合わせて福島民友新聞社を訪れ、トランプ米大統領について「口では自由貿易を批判しているが、折り合いをつける方向で動いている」と分析した。

 渡部氏は、トランプ大統領が離脱を決めた環太平洋連携協定(TPP)について「大統領令で『やらない』と言っただけで一方的なもの。まだ議会の洗礼を受けていない」と指摘。「(客観的な事実が重視されず、感情的な訴えが政治に影響を与える)ポスト・トゥルース型では最後はうまくいかない」とした。

 また、「トランプ大統領は正しく恐れるべき」とし、「安心していいのは三権分立が機能していること。恐れるべきことは安全保障や経済が機能しなくなることだ」と説明した。