南相馬で85歳女性死亡...心中か 妻のそばで89歳夫が腹部けが

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 5日正午ごろ、南相馬市の男性(89)方で、「母が腹部から血を流して倒れている」と、息子の60代男性から119番通報があった。

 南相馬署などによると、89歳男性の妻(85)が寝室のベッドの上で腹から血を流しているのが見つかり、同市の病院に運ばれたが約40分後に死亡した。89歳男性も妻のそばで横向きに倒れ腹から出血しており、福島市の病院に運ばれたが命に別条はないとみられる。2人の近くには包丁が落ちていたという。

 捜査関係者によると、89歳男性は自分がやったなどと話しているという。同署は現場に押し入られた形跡がないことなどから、心中を図った可能性があるとみて、89歳男性の回復を待ち詳しく事情を聴く方針。同署は6日に福島医大で85歳女性の遺体を司法解剖して死因を調べる。85歳女性は5日午前、入所している南相馬市の介護施設から一時戻ったばかりだった。89歳男性らは息子夫婦らと同居していた。

 現場は相馬市との境近くで住宅が点在している地域。近所に住む女性(68)は「こんなことが起きるなんて思わなかった」と驚いた様子で話した。