大宝院不動堂を文化財指定 会津美里、越後国の影響受けた建物

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町の有形文化財に指定された大宝院不動堂

 福島県会津美里町教委は7日までに、同町赤留字滝峠の大宝院不動堂を町の有形文化財に指定した。同町文化財保護審議会の答申を受けて指定された。

 今回の指定を含め、町の指定文化財は計87件となった。2015(平成27)年の油田遺跡出土品以来となった。

 大宝院不動堂の創立は不明だが、1133(長承2)年に同町滝野沢から現在地に移したとされ、現在の建物は1808(文化5)年に再建された。

 不動堂は入母屋造り。向拝柱には鯉の滝登りの彫刻が施されている。

 不動堂には棟札が2枚あり、1枚には越後国(現在の新潟県)の大工の棟梁の名前、もう1枚には不動堂再建時の世話人の名前が記されている。

 同町教委は建物が越後国の影響を受けていることが分かる重要な資料としている。