「檜枝岐歌舞伎」情緒豊かに伝統演目 迫真の演技で観客を魅了

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迫真の演技で観客を魅了した檜枝岐歌舞伎

 約270年の伝統を誇る檜枝岐歌舞伎の新春歌舞伎公演は8日、檜枝岐村の文化施設「東雲(しののめ)館」で行われ、本年度の公演がスタートした。村政独立100周年を記念し、村民らで構成する千葉之家花駒座が例年より1演目多い3演目を迫真の演技で披露した。

 舞台清めの「寿式三番叟(さんばそう)」で開幕。花駒座の星長一座長が「若い座員が伝統の歌舞伎を残していこうと熱心に練習を重ねてきた。楽しんでほしい」とあいさつ。星光祥村長が祝辞を述べた。

 舞台では「一之谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)須磨浦の段」と「奥州安達ケ原文治館の段」「絵本太功記本能寺の段」を披露。須磨浦の段では、源平の戦いで平家が追い詰められていく様子を描いた物語を情緒豊かに演じ、会場を沸かせた。