吉村作治氏ら発掘・復元へ ピラミッド付近地中に埋まる大型船

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地中に埋められた大型の木造船「第2の太陽の船」の木材の取り上げ作業を行う研究員ら

 東日本国際大学長で、エジプト考古学の第一人者の吉村作治氏はピラミッド付近の地中に埋められた大型木造船「第2の太陽の船」の発掘・復元を本格化させる。吉村氏が所長を務めるNPO法人太陽の船復原研究所は11日までに、早期復元に向けて最新技術の3Dスキャナー導入を目指し、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを始めた。

 太陽の船は、ファラオが死後に旅ができるようにと、ピラミッドなど王の墓のそばに埋められた木製の副葬品。吉村氏はクフ王(紀元前2589~同2566年)のピラミッド付近で1987(昭和62)年に「第2の太陽の船」を発見した。

 吉村氏は太陽の船の復元がピラミッド建造物の目的解明に重要とみており、スキャナーを活用し太陽の船の復元図の作成を目指す。資金難で活動が停滞。2008年に同研究所を設立し、研究の本格化を目指していた。

 クラウドファンディングの期間は6月30日まで。目標金額は2000万円。支援コースは5000円から100万円の12コース。出資者には返礼品が送られる。