国道6号で廃炉作業員のバス衝突 軽トラックの48歳男性が死亡

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 12日午前5時20分ごろ、大熊町の国道6号で、相馬市、事務員、男性(48)の軽トラックと、東京電力福島第1原発の廃炉に携わる作業員21人を乗せたマイクロバスが衝突した。48歳男性は胸などを強く打って約2時間20分後に死亡した。バスを運転のいわき市、運転手、男性(43)や作業員20人が首や膝などに軽いけがをした。

 現場は原発事故に伴う帰還困難区域。双葉署や双葉地方消防本部によると、同区域内では昨年5月、大熊町の常磐道で広野町の母娘2人が死亡する事故が起きたが、一般道での交通死亡事故は初めて。

 同署は現場の状況などから、48歳男性の車が対向車線をはみ出し、43歳男性の車と正面衝突したとみて詳しい原因を調べている。

 同署によると、48歳男性は富岡町の職場へ出勤途中。43歳男性はいわき市方面から北上して第1原発に向かっていた。早朝で交通量は少なかったという。現場は片側1車線。48歳男性の進行方向からは緩やかな右カーブで、見通しが良かった。現場付近の国道6号は約3時間30分にわたり事故処理のため片側交互通行となり、通勤車両などで渋滞が発生した。