南相馬・小高、原町の「居住率」大幅増 帰還進み4%から18%

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 南相馬市は12日、昨年7月に避難指示が解除された同市小高区と同市原町区の一部の3月31日現在の世帯数と人口を発表した。住民の帰還を示す居住率は昨年7月末の約4%から約18%へ大幅に増加した。

 市によると、小高区には702世帯1488人が住んでおり、住民登録している3021世帯9079人のうち約16%に当たる。原町区の一部には284世帯852人が住民登録し、うち約38%に当たる133世帯324人が居住しているという。

 桜井勝延市長は12日、市役所で4月定例記者会見を開き、両区の居住率の向上について「小、中学校や病院、飲食店などの事業所が着実に再開していることが住民の帰還が進んでいる要因」と話した。

 市の担当者は、「住民が住宅再建に向けて新築や改築を進めてきたことも要因」と分析。市は帰還した住民や帰還を検討している住民のニーズを掘り起こして対処し、帰還促進につなげていく考え。