アサリ400キロ初水揚げ 相馬の松川浦、2年目の試験操業

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2年目の試験操業で漁具を使い一斉にアサリを採る漁師=13日午前、相馬市・松川浦

 福島県相馬市松川浦で13日、相馬双葉漁協によるアサリの試験操業が始まった。試験操業は2年目で、8月までに週1回出漁、1回当たり300~400キロを上限にアサリを採る。

 快晴の中、午前8時すぎに同市岩子の船着き場から漁師21人が船16隻で出漁。漁場に着くと、「マンガ」と呼ばれる熊手のような道具で底をかき、400キロのアサリを水揚げした。

 漁協理事で松川浦地区代表の菊地寛さん(71)は「昨年より大きく育っている。本格操業に向けて相馬産アサリの良さを伝えていきたい」と話した。

 放射性物質検査の結果、検出限界値(1キロ当たり12・5ベクレル)未満だった。

 アサリはこの日のうちに磯部水産加工施設の直売店に並ぶなど、地元を中心に流通した。同施設は平日と土曜日に営業してきたが、第1、第3日曜日も営業するなど販売体制を拡充する。

 一方、観光客向けの潮干狩りの再開については見通しが立っていない。