8月に念願の青空市 福島・ふたば未来高生、ネット上で資金調達

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 高校生の力で農産物の地産地消と風評払拭(ふっしょく)を後押ししようと、ふたば未来学園高の生徒が結成した団体「FMふたばプロジェクト」は8月19日、広野町の二ツ沼総合公園でファーマーズマーケットを初めて開く。

 自作の野菜を販売するほか、双葉郡の農家約20軒に出品を呼び掛け、生産者が消費者と顔を合わせて農産物を販売する青空市を展開する。

 団体は会場設営など運営費を賄うため、インターネット上で資金を調達するクラウドファンディングの受け付けを始めた。3年の佐藤勇樹代表(富岡町出身)が13日、広野町役場で記者会見した。

 佐藤さんは昨夏、旅先の米国で本場のファーマーズマーケットを訪れたことが転機となり「富岡でおいしい野菜を食べさせてくれた祖父母のように農産物を作り、市場で消費者に届けたい」と一念発起した。

 地元の生産者から技術指導を受け、学校近くに借りた畑でホウレンソウやサヤエンドウ、キャベツ、タマネギなどの栽培に挑んでいる。

 佐藤さん一人で始まった活動も賛同の輪が広がり、現在は2、3年生の男女14人が参加。昨年8月20日の始動から1周年に合わせて念願の青空市を開く。

 佐藤さんは「参加した一人一人が輝いているマーケットにしたい。顔の見える対話で、農家と消費者の交流が生まれ、双葉郡内外に広がる流れをつくっていきたい」と意欲を語った。

 クラウドファンディングには、広野町と地域密着連携協定を結ぶいわき信用組合が協力。同信組が運営するサイト「FAAVO磐城国」で資金を募っている。目標額は10万円で期限は5月30日。アドレスはhttps://faavo.jp/iwakinokuni/project/1961