調べ物お手伝い、サービス好評 いわき総合図書館「レファレンス」

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国立国会図書館長から5年連続で礼状を受けた昨年度のスタッフ

 図書館職員が利用者の調べ物を手伝う「レファレンスサービス」で、いわき市のいわき総合図書館が市民に好評だ。同図書館は、国立国会図書館が運営する「レファレンス協同データベース事業」への貢献が顕著として、昨年度まで5年連続で同館長から礼状を受けている。

 いわき総合図書館は、窓口や電話、メールなどで質問を受けると、職員が館内の資料を使って回答している。利用者からは「詩人・草野心平がいわき市合併を祝して書いた詩を見たい」「平にあった片倉製糸工場の歴史を知りたい」など、さまざまな質問が寄せられ、簡単な事例も含めると年間約4千件に対応しているという。具体的な質問に対しては、可能な限り、該当する本のページまで紹介する。

 レファレンス協同データベース事業は、国立国会図書館と全国の図書館735館(3月時点)が構築、レファレンス事例や調べ方の手順などのデータを蓄積し、インターネット上に公開。いわき総合図書館は、同事業が始まった2005(平成17)年度に参加、12年度から本格的にデータ登録に取り組んでおり、登録データ数は累積約800件に上る。

 同図書館で中心となってレファレンスを担当しているスタッフは「本の貸し出しだけではなく、『調べる』という図書館の利用の仕方をもっと知ってもらいたい」と話している。