ソメイヨシノ明治初期植栽か 最古級アピールへ、郡山の開成山公園

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1878年に植栽された可能性が高いことが分かった開成山公園の桜の調査樹木=14日

 安積疏水などをテーマとする日本遺産「未来を拓(ひら)いた『一本の水路』」について、郡山市などでつくる日本遺産「一本の水路」プロモーション協議会は、同遺産の構成文化財である開成山公園の桜(ソメイヨシノ)1本の樹齢の調査結果をまとめた。この桜を1878(明治11)年に植栽された可能性が極めて高い、とした。

 調査結果により、この桜が安積疏水完成とほぼ同時期に植栽された可能性が高いことが裏付けられ、同市は同遺産の認定ストーリーに厚みを加える観光資源として広くPRしたい考え。

 明治時代初期に植栽されたソメイヨシノは大変貴重であるため、日本最古級の桜としてもアピールを図る。

 「開成山公園の桜」は県教委の資料で1878年に植栽された、との記録が残っている。それを基に、公園内に幹回りの太い桜を選んで採取した木材から「放射性炭素年代測定」という科学的調査などを行い、多角的に検証して植栽時期を判断した。