GW誘客に一工夫 大型観光企画終了で福島県内「勝負の1年」

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外国人利用者をはじめ、宿泊利用者を笑顔で迎えるラマさんとライさん(右)

 ゴールデンウイーク(GW)が29日に始まる。後継キャンペーンも含め昨年まで3年間展開された大型観光企画ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)が終了し、県内の観光業者にとって今年は正念場の1年。特にGWは平日を2日挟んで休祝日が連続するため最長9連休の場合もあり、関係者は観光復興の試金石として誘客や"おもてなし"の強化に知恵を絞る。

 外国人観光客(インバウンド)の誘客強化を目指すのはスパリゾートハワイアンズ。今年新たにネパール人のラマ・ビカスさん(31)、ライ・ハルカ・バハデュルさん(35)の2人を採用。2人は日本語を含む3カ国語を話せるのを生かし受付などを担当する。

 2人は「満足してもらえるおもてなしをしたい」と話し、外国人観光客の満足度向上でリピーターや口コミでの外国人来場者増加を目指す。

 郡山市磐梯熱海温泉のホテル華の湯は主要アクセスの磐越西線に郡山富田駅が開業したのを契機に「気軽に足を運べる磐梯熱海」を前面に打ち出し、日帰り客や近場の家族連れなどをターゲットに企画を立案。県産品を使った料理教室などで呼び込みを強める。

 猪苗代町の猪苗代観光協会が目を付けたのも列車。GWが同町の桜の見ごろと重なることから町内の桜の名所を巡る郡山駅発着の日帰りツアーを企画。猪苗代自慢の場所をツアーに詰め込み、町の魅力をアピールし、リピーターを増やしたい構えだ。