避難者いじめ...「きめ細かな対応続ける」 内堀知事が定例会見

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 東京電力福島第1原発事故で避難した小、中学、高校生に対するいじめが199件あったとする文部科学省の調査結果について、内堀雅雄知事は17日の定例記者会見で「いじめの背景には、放射線に関する正しい理解や知識の欠如がある」とした上で、避難者へのきめ細かな対応や正確な情報発信を続けていく考えを示した。

 まだ表面化していないいじめもあるのではないかと指摘されていることについては「極めてデリケートな問題で、調査の中で言い出しづらいケースもあったかと思う」と述べ「相談窓口の周知など、きめ細かな対応を続けていく」とした。

 一方、今回確認されたいじめの約半数が県内のものだったことについては「避難先からの帰還が進み、今までとは異なる環境で生活する子どもも多くいる」とし「児童、生徒から話があったときにどれだけ真剣に受け止め、早い段階で対応できるかが重要だ」と述べ、各学校や教委で一人一人に寄り添い、丁寧に対応していく必要性を訴えた。