西郷を「福島4区」に 衆院区割り審、1票の格差是正へ 

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 衆院小選挙区の区割り改正案を検討する政府の衆院選挙区画定審議会(区割り審)は福島4区について、現在の福島3区の西郷村を編入する方針を固めた。編入後の福島4区の人口は、人口最少県・最少選挙区の鳥取2区の28万3502人(2015年国勢調査確定値)を上回り、「1票の格差」は2倍未満に是正される見通しだ。

 区割り審は青森、岩手など6県で小選挙区を各1減する「0増6減」を行った上で、本県など13都道府県で格差を是正する改正案を19日、安倍晋三首相に勧告する。

 政府は5月の大型連休後にも勧告を反映した公選法改正案を国会に提出し、今国会中に成立させる意向だ。

 1996年の小選挙区制導入以来、会津全域を選挙区としてきた現行の福島4区は、15年国勢調査で人口が27万6703人と確定。全国最少選挙区となった鳥取2区より人口が少なく、県内の会津以外の選挙区の一部を編入し、範囲を拡大する必要が生じた。

 区割り審では、会津に隣接する1区の福島市、2区の郡山、二本松両市と大玉村、3区の天栄、西郷両村を4区に編入する対象として検討してきたが、西郷村1村の編入が有権者に最も影響が少ないと判断したもようだ。

 西郷村の人口は約2万人で、福島4区の人口は29万人を超える見込み。