運送会社、許可申請なし 福島のタンク落下事故

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 福島市の国道4号で15日夜、トレーラーで輸送中のタンクが歩道橋にぶつかり落下し道路をふさいだ事故で、輸送していた宮城県の運送会社が道路管理者に提出すべき特殊車両の許可申請を提出していなかったことが18日、国土交通省福島河川国道事務所などへの取材で分かった。

 同事務所によると、地面からの高さ4.1メートルを超えて国道4号を走行する場合は道路法に基づいて許可申請が必要。運送会社の担当者は福島民友新聞社の取材に「許可申請していなかった。お騒がせして申し訳ない」と話した。

 同事務所は同法違反の可能性があるとみて、行政処分を検討する方針。

 歩道橋の橋桁は地面から4.6メートル。運送会社の担当者は「顧客からタンクの直径は3.2メートルと聞いており、トレーラーの荷台の高さ0.8メートルを足して4メートルとの認識だった」と話し、許可申請が必要だと認識していなかったと釈明した。

 同事務所などによると、タンクの直径は3.9メートルほど。荷台の高さを足すと、輸送していたタンクは歩道橋の橋桁に届く高さだったとみられる。