川俣で試験栽培「アンスリウム」...日本最大級・花の祭典出展へ

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フラワードリームでの展示に向けて出荷作業に取り組む組合員

 川俣町や近畿大などが「ポリエステル培地」を使い町で試験栽培しているアンスリウムが22、23の両日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開かれる日本最大級の花の祭典「フラワードリーム」に展示される。「川俣のアンスリウムが広まるきっかけになれば」。2日間で約5万人が訪れるというイベント。本格栽培を目指している生産者は、販路拡大への期待を膨らませる。

 展示に向けた箱詰め作業が19日、農業高橋佑吉さん(77)のビニールハウスで行われ、ポリエステル培地活用推進組合の組合員約10人が布で花びらの汚れを拭き取り、約500本を箱に詰めた。21日に出荷する。

 高橋さんによると、今年のアンスリウムの生育は良く、中には花びらの大きさが過去最大の15センチを超えるものもあるという。高橋さんは「どこに出しても恥ずかしくない自信作ができた」と胸を張る。鴫原秀雄組合長(73)は「川俣のアンスリウムを広く知ってもらえれば」と話した。

 フラワードリームは花の持つ魅力を知ってもらおうと2009(平成21)年に始まったイベント。切り花や鉢物、盆栽などが展示されるほか、全国のフラワーデザイナーが花のアレンジメントなどを競う大会も行われる。町によると、川俣のアンスリウムは特別出展として、会場入り口付近に約500本展示される予定。

 アンスリウムはプラスチックのような質感を持ち、ハート形の花が特徴の観葉植物。町では15年から、近畿大の支援を受けながら古着をリサイクルしたポリエステル培地を使ったアンスリウムの試験栽培が行われている。