飯舘にゆるキャラ「イイタネちゃん」誕生!植物の妖精イメージ

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飯舘村公式キャラクターとして誕生したイイタネちゃんを紹介する菅野村長

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が一部地域を除き3月末に解除された飯舘村が21日、村をPRする公式ゆるキャラ「イイタネちゃん」を発表した。原発事故からの復興を進める村に関心を持ってもらうのが狙い。8月にオープン予定の復興拠点施設「いいたて村の道の駅までい館」のオープニングイベントで着ぐるみを披露する予定で、村の復興に向けたPRに活用する。

 イイタネちゃんは植物の妖精をイメージし、村名の「飯舘」と「種」をかけた。村の未来を明るくするために欠かせない村民の笑顔や元気、愛、自然の源の意味が込められている。「やっタネ」「また会えタネ」が口癖で、超プラス思考の男の子という。菅野典雄村長は役場で開かれた記者会見で「ライバルは熊本のくまモン」と話した。

 ゆるキャラの開発は、2014(平成26)年に開かれた草野、飯樋、臼石小6年生の子ども議会で児童が提案。全村避難が続いていたため村は事業化できずにいたが、避難指示解除を飾る企画として今回、実現された。

 キャラクターは広告代理店が考案した五つの候補から、村の子どもたちの投票結果を考慮し村が選定。村の復興のためにタネをまく、というコンセプトがポイントとなった。このほか、花をモチーフにした案や「までい」を名前にかけた案もあったという。

 菅野村長は「子どもたちの夢を実現できた。いい種をどんどんまいて復興に進んでいきたい」などと話した。