三重・菓子博で「福島県」アピール お菓子テーマにファッション

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本県のお菓子をイメージしたファッションで登場した県菓子工業組合のメンバーら=21日午後、三重県伊勢市

 第27回全国菓子大博覧会・三重「お伊勢さん菓子博」は21日、三重県伊勢市で開幕した。会場には全国から出展している団体などをPRする舞台が設けられ、トップバッターとして県菓子工業組合が登場。お菓子をテーマにしたファッションショーなどを繰り広げ、風評被害の払拭(ふっしょく)へ、お菓子を通じて福島の魅力を訴えた。

 約4年に1度のお菓子の祭典。ファッションショーでは、同組合所属の社長らが各社の商品をイメージした衣装で登場。フランスの高級ブランド「エルメス」のスカーフに製品が採用された川俣町の斎栄織物のシルクも身にまとった。タレントのなすびさん(41)=福島市出身=と菓子博の浜田典保大会実行委員長もステージに上がり、大まんじゅうに入刀した。

 ファッションショーを企画したSML(福島市)代表の熊坂仁美さん(56)は「体全体でお菓子を表現できて良かった」と語った。同組合の吉原幸一理事長(80)=吉原製菓=は「福島のお菓子をPRしたいとの強い気持ちでここに来た」、渋谷英勝副理事長(71)=しぶや菓子舗=は「風評被害は今もある。これからは福島の新たなファンを増やすことが重要だ」とそれぞれ述べた。

 津市の主婦(57)は「福島を応援したいという気持ちがずっとある。お菓子という福島の新たな側面に興味が湧いた」とステージの感想を語った。

 菓子博は5月14日まで。会場には、県内各店の約50種のお菓子を紹介する本県のブースが設けられている。工芸菓子部門では、和菓子処「會津 豊玉」(猪苗代町)の阿部大三さんの作品「四季彩雲」が文部科学大臣表彰を受けた。