英国に「感謝の歌声」 本宮・大玉の小中学生の合唱録画へ

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英国への感謝を胸に事業成功を誓う参加者

 東日本大震災で受けた支援への感謝の思いを歌に込め、届けたい。もとみや青年会議所(JC、吉田光徳理事長)は、初の国際交流事業「未来への懸け橋もとみやの想(おも)い海を渡る」として7月に英国を訪れ、録画した本宮市と大玉村の小、中学生の歌声を披露する。22日、同市でオリエンテーションを開き、概要を説明した。

 県のサポート事業として実施する。英国のウィリアム王子が2015(平成27)年2月に本宮を訪れ、子どもたちと触れ合ったことがきっかけとなった。王子の姿に市民は復興への勇気をもらい、歌声を届けることで王子をはじめ英国への感謝と本県の現状を伝え、今後の交流につなげる。

 本宮市と大玉村の小学4~6年生と中学生の希望者で合唱団を結成、日本青年会議所公式ソング「未来へのメッセージ」を歌い上げる。合唱の様子や震災から6年以上が経過した本県の現状などを約10分間の映像に編集。JCメンバーと中学校の代表の生徒が英国の複数箇所で放映し、感謝を伝える。10月には本宮での報告・展示会を予定している。

 説明会には児童、生徒約40人が参加した。合唱団に参加する本宮一中の生徒(13)は「みんなの声を一つにして感謝の気持ちを届けたい」と意気込む。事業を手掛けるJCの国分久徳SDP委員会委員長(34)は「事業をきっかけに国際交流が生まれ、子どもたちに海外を身近に感じてもらえれば」と話した。