『命の水』7年ぶり供給再開 大震災で決壊の須賀川・藤沼ダム

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農業用水の供給を再開した藤沼ダム=24日午前、須賀川市

 東日本大震災で決壊、福島県が復旧を進めてきた須賀川市の農業用ダム「藤沼湖」(藤沼ダム)の水が24日、農業用水として下流域に7年ぶりに供給された。

 県や市、ダムの管理に携わる江花川沿岸土地改良区の関係者が立ち会い、ダムの取水ゲートを開け、水の供給を再開した。

 震災では藤沼湖の堤が決壊し、下流域で7人が死亡したほか、幼児1人が行方不明となった。新ダムの貯水量は150万トンで、受益面積は837ヘクタール。

 長沼地区を中心に約800世帯の農家が「命の水」の恩恵を受ける。総工費は約68億円。