田崎真也氏に委嘱状 「ふくしまの酒マイスター」第1号

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「個性を持つ県産日本酒の魅力を伝えたい」と話す田崎氏

 福島県の内堀雅雄知事は25日、県産日本酒の魅力を国内外にPRする「ふくしまの酒マイスター」の第1号となった国際ソムリエ協会長の田崎真也氏(59)に委嘱状を交付した。  

 風評払拭(ふっしょく)や県産日本酒の販路拡大を目的にマイスターを新設。県発行の「ふくしまの酒ガイドブック」への寄稿などを通し、県産日本酒を応援する田崎氏を認定した。マイスターは県産日本酒の魅力を国内外に発信、県主催のイベントにも参加する。

 内堀知事は「国内外で評価が高い県産日本酒だが、風評も残り十分に知られていない悔しさがある。専門家の力を借りて国内外に魅力を広めたい」と強調。田崎氏は「和食に注目が集まる中、福島県の酒の個性を伝えていきたい」と語った。

 同席した県酒造組合の新城猪之吉会長は「全国新酒鑑評会で4年連続日本一に輝いた県産日本酒だが、その一歩先に進めなかった。田崎さんの発信は強力な後ろ盾となる」と力を込めた。

◆田崎氏『県産日本酒の個性伝える』   

 ふくしまの酒マイスターに委嘱された田崎真也氏は「浜通り、中通り、会津のそれぞれ違った個性を持つ県産日本酒の魅力を伝えていきたい」と抱負を語った。

 ―県産日本酒の魅力は。

 「浜、中通り、会津で地域の味わいがはっきりしている。例えば懐石コースに福島県の酒だけを組み合わせることもできる。上品で爽やかなタイプから重厚な味わいまで、豊かにそろっているのが魅力」

 ―どうPRしていくか。

 「海外で和食への関心が高まる中、それをチャンスとして日本酒と食べ物との相性を伝えていきたい。まず日本人が魅力を再認識する必要もあると思う」

 ―風評払拭へ期待は大きい。

 「食を提供する側として安全・安心は基礎の基礎。その理解を得るお手伝いをさせていただき、その先に『おいしいよ』というセールストークがある。期待に応えていきたい」