「巨大水車」分解、チェック 喜多方・山郷発電所で点検公開

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分解した巨大な水車の点検をする作業員

 東北電力は26日、喜多方市高郷町の阿賀川にある山郷発電所で行っている2号機の大規模分解点検の様子を公開した。16年ぶりの分解点検で、巨大な水車や発電機などの部品一つ一つをチェックし、修理をしている。点検は8月まで。

 同発電所は1943(昭和18)年に営業運転を開始したダム式発電所で、1~3号機まで合わせて現在の最大出力は4万5900キロワット。東北電力は安定運転を続けるため、各水力発電所は3年ごとの定期点検のほか、十数年ごとに分解点検を行っている。

 同発電所2号機を停止して、直径約4.5メートル、重さ約55トンの立軸カプラン水車、直径約6.5メートル、重さ約180トンの発電機などを取り外し、隅々まで点検。長年の使用で金属が摩耗している部分などを修理している。

 東北電力会津技術センター発変電業務課の石川和人課長は、電力需要の変動によってすぐに発電量を増減できる水力発電のメリットを示し「傷を見逃さずしっかり修理していく」と話した。