古里・富岡に6年ぶり『球音』 交流野球大会に3チームが出場

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富岡球場で6年ぶりに試合を楽しむ参加者

 原発事故による避難指示が帰還困難区域を除き解除された富岡町の総合スポーツセンター球場(富岡球場)で29日、解除後初のスポーツイベント「とみおか交流野球大会」が開かれた。参加者が6年ぶりに古里に球音を響かせ、仲間と野球のできる喜びをかみしめた。

 町と町教委の主催、NPO法人富岡町さくらスポーツクラブの主管。町内でのスポーツ復活の幕開けをアピールしようと企画した。

 避難後も活動を継続してきた富岡コンバット野球クラブと富岡ボンズ、町と友好都市を結ぶ埼玉県杉戸町の職員による合同チームの計3チームが出場した。選手は思い出深いグラウンドではつらつとしたプレーを繰り広げた。

 単身赴任先の福井県から片道約700キロの道のりを経て駆け付けた富岡コンバット野球クラブ監督の桑原憲二さん(48)は、懐かしいマウンドに登った。震災前、チームは富岡球場を活動拠点としており「チームがスタートした富岡球場に戻ることができてうれしい。久しぶりに会った仲間と和気あいあいとプレーができて良かった」と充実した表情を見せた。

 富岡球場は、ふたば未来学園高(広野町)の野球部が練習拠点にしている。