勇壮な剣舞「濫觴武楽」奉納 伊達・霊山神社、680年の伝統

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天空に太刀をかざし、勇壮な剣舞を奉納する隊員

 伊達市霊山町の霊山神社の春季例大祭は29日、同神社で開かれ、680年の伝統を誇る同市指定無形民俗文化財「濫觴(らんじょう)武楽」が古式ゆかしく奉納された。

 奉幣(ほうべい)祭の後、地元の大石小の3~6年生を含む濫觴武楽隊35人が白鉢巻きに白たすき、はかま姿でゆっくりと拝殿に進んだ。「太刀振り」と呼ばれる隊員らは、笛や太鼓の音に合わせて太刀を天空へとかざす勇壮な剣舞を披露した。

 同神社によると、濫觴武楽は同神社にまつられる南北朝時代の武将・北畠顕家が1337(延元2)年に国府を宮城県の多賀城から霊山に移す際、地元住民が武運長久を願い舞ったのが起源とされている。