福島の魅力...『香り』で発信 学生らが香LINKプロジェクト

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本県の魅力を発信する香りの成分を探る学生ら

 福島の魅力を香りで発信しようと、本県出身の学生らでつくる「ふくしま香LINK(カオリンク)プロジェクト」のメンバーが29日、下郷町を訪れ、豊かな自然に触れながら香りのイメージを膨らませた。

 プロジェクトは、企業や自治体を象徴する香りを作り出す事業などを手掛けている「Air Aroma Japan(エアアロマジャパン)」(東京都)の主催。若い世代が作り上げる「美しい福島」を思わせる香りを広め、震災、原発事故の風評払拭(ふっしょく)や風化防止につなげようと昨秋から活動している。

 これまでの活動で九つの香り成分を調香した精油を作る方針を決定。現在は香り成分の素材を探している段階で、名産品のモモや、磐梯山の深緑をイメージさせるバジルなどの使用を想定しているという。

 県内の高校生や大学生らも参加し、里山の風景が広がる下郷町戸赤地区を散策するなど、香りの素材を探した。白河市出身の渡部夢佳さん(群馬県立女子大1年)は「恋しい古里の風景を見てイメージが広がった」と話した。

 夏をめどに精油を完成させ、東京都内で首都圏の企業や海外の政府関係者らを招いて発表する予定。