磐越道・全通20年...『思い出』開封 門沢小卒業生らSAに集う

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タイムカプセルを開封し、笑顔で当時の作品などを見る参加者=30日午前、田村市船引町・磐越道阿武隈高原SA

 磐越道全通20年を記念したタイムカプセル開封イベントが30日、田村市の磐越道阿武隈高原サービスエリア(SA)上り線で行われた。22年前、タイムカプセルに作文や絵を詰め込んだ地元の門沢小=2008(平成20)年3月閉校=の「当時の児童」が集まり、封印から解かれた作品を通して思い出を振り返った。

 タイムカプセル事業は1995年8月2日のいわきジャンクション(JCT)―郡山JCT間の開通前日、全国高速道路ネットワークの50%完成記念として行われた。同SAに近かった同校の1~6年生児童が、道路について表現した作文や絵をカプセルに入れ、同SA内に埋めた。

 開封イベントには当時の児童や教職員約40人が出席した。東日本高速道路(ネクスコ東日本)東北支社の太田徹郡山管理事務所長に続き、同校元校長の佐藤邦英さん(78)が「生涯の思い出として心に刻まれるでしょう」とあいさつした。

 早速、タイムカプセルを開けると、作文や絵はきれいな状態で残されていた。参加者は自らが手掛けた作品に見入り、当時6年生だった参加者は未来の高速道路をテーマに書いた自分の作文を読み上げた。

 当時2年生の吉田愛さん(29)=郡山市=は「子どものころに戻ったように話ができ、楽しかった」と笑顔を浮かべていた。