14カ月連続据え置き 福島県内4月の金融経済概況

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 日銀福島支店は1日、4月の県金融経済概況を発表した。生産に弱さがみられ、回復傾向にある全国と比べ回復が遅れていることから「一部に弱めの動きがみられるものの、基調としては緩やかに回復している」とする景気判断を据え置いた。据え置きは14カ月連続となった。

 震災からの復興需要で公共、住宅投資は高水準で推移し、個人消費は乗用車の新車登録台数が前年を上回るなど持ち直しつつある。一方で、鉱工業生産で新興国や国内向けの一部に弱さがみられる。

 中尾根康宏支店長は「生産の回復が遅れているため『緩やかな拡大に転じつつある』と景気判断を一歩進めた国内より慎重な判断となった。ただ生産はそろそろ持ち直してくると考えており、実現すれば景気回復がより明確化する」とした。