会津藩の女性しのぶ 「奈与竹之碑碑前祭」戊辰戦争に思いはせ

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「女白虎隊」を披露する葵高舞踊部の生徒

 戊辰戦争で命を落とした会津藩の女性を慰霊・顕彰する「奈与竹之碑(なよたけのひ)碑前祭」は1日、会津若松市北青木の善龍寺で行われ、遺族や関係者が殉難者233人の霊に祈りをささげた。嫋竹(なよたけ)会(吉田幸代会長)の主催。

 吉田会長が「奈与竹之碑が建立された意味をしっかりと受け止めて、今後につなげていきたい」と祭文を読み上げ、室井照平市長らが追悼の言葉を述べた。献花や読経、焼香に続き、国壮流会津日新吟詠会が詩吟を吟じた。

 今回初めて謹教小合唱部が「なよたけの歌」を奉納した。葵高舞踊部の「女白虎隊」の舞踊、同校なぎなた部のなぎなた演武も披露した。女子生徒のりりしい姿が会津藩の女性と重なり、参列者は戊辰戦争の悲劇に思いをはせた。

 なぎなた部の部長(3年)は「会津の女性の伝統を守り伝えていきたい」、舞踊部の部長(2年)は「娘子隊を思いながら舞踊に取り組みたい」と語った。

 奈与竹之碑は1928(昭和3)年に建立され、会津藩家老・西郷頼母の妻・千重子の辞世の句から名付けられた。