クマに襲われ男性けが 会津美里、山菜採りで2頭に遭遇

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被害現場の場所

 2日午後2時25分ごろ、会津美里町松岸字真那板倉の山林で山菜採りをしていた建設業男性(64)から「知人がクマに襲われた」と110番通報があった。

 会津若松署会津美里分庁舎によると、一緒に山菜採りをしていた同町の自営業男性(64)が右足甲をかまれるなどのけがをした。遭遇したクマは2頭だった。県内でクマに襲われてけがをした被害は今年初めて。

 同分庁舎や通報の男性によると、自営業男性は午後2時ごろ、山の中腹付近の穴にいた親子とみられるクマ2頭と遭遇し、大きい方のクマに襲われたという。

 通報の男性は少し離れた場所にいたため無事だった。大きい方のクマの体長は1メートル以上とみられる。

 大きい方のクマは自営業男性を近くの沢まで約10メートル引きずったが、自営業男性が足で蹴るなど抵抗したところ、大きい方のクマは山中に逃げた。

 通報を受け、署員や鳥獣被害対策実施隊がクマを捜索したが、発見できなかった。

 現場は宮川小の南西約3.5キロの山林。宮川小は送迎のスクールバスに教諭らが乗り、停留所から自宅まで送った。現場の南西約4.4キロの高田中はスクールバスの停留所に保護者を呼び帰宅させた。

 町は現場周辺の町道や農道、林道に注意を呼び掛ける看板を10カ所以上設置するとともに、広報車で巡回した。町内全域の防災行政無線で注意を呼び掛け、3日から7日は朝晩に無線で広報するなどで警戒する。