衆院・福島4区編入「強く反対」 西郷村議会、国へ意見書

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伊藤総務部長に意見書への理解や支援を要請した白岩議長(右)

 衆院選挙区画定審議会(区割り審)の区割り改定案の勧告を巡り、福島県の西郷村議会(白岩征治議長)は2日、国に対し、同村を福島3区から福島4区に編入する方針に「強く反対する」とする意見書を提出した。

 白岩議長らが上京し、総務大臣の秘書官室などに届けた。意見書は議会が全会一致で採択したもので、中通りと会津では「文化、風土、気候に差がある」「境界を接するだけで3区から4区に移すことは実態に合わない」などと指摘し、県南地区という行政単位から1村だけ外れることを「不合理」としている。

 国への意見書提出に先立ち、白岩議長らは県庁を訪れ、県と県議会に意見書への理解や支援を要請。

 伊藤泰夫総務部長は「今回の区割りで西郷村が不利にならないよう、地元の声を国に届けていきたい」と答え、杉山純一県議会議長は「国に議論を促したい」とした。

 白岩議長は福島民友新聞社などの取材に、「できれば3区に戻していただきたい。人口だけで選挙区を考えれば人口減少が進む東北はどうなるのか。おかしいのではないか」と述べ、地域の面積などを考慮した選挙制度の見直しの必要性も訴えた。