「野内与吉資料館」3日開館 大玉、マチュピチュ初代村長

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マチュピチュ村で与吉氏が実際に使った工具などが並ぶ資料館

 福島県大玉村出身で南米ペルーマチュピチュ村の初代村長を務めた故野内与吉氏の功績などを伝える「マチュピチュを創った日本人 野内与吉資料館」は3日、同村大山の「金泉閣」内特設会場にオープン。同館で2日、オープニングセレモニーや内覧会が開かれ、関係者が両村の友好都市締結の礎を築いた与吉氏に思いをはせた。

 与吉氏は1917(大正6)年にペルーに渡り、ペルー国鉄で勤務した際、マチュピチュまでの鉄道建設に携わったことを機に現地に定住。その後、長年にわたって地域発展に貢献し、村長に就いた。一昨年10月には、与吉氏の活躍をきっかけに両村の友好都市協定の締結が実現した。

 同館は、マチュピチュ鉄道関連の工具や、与吉氏の遺品など約100点が並び、パネルなどでペルーやマチュピチュ村、大玉村を紹介している。

 セレモニーでは、与吉氏の孫野内セサル良郎館長が「海を渡って100年の節目の年。施設を通じて両村の友好がさらに深まってほしい」とあいさつ。在東京ペルー領事館のホルヘ・ハジョ総領事、押山利一村長らが祝辞を述べた。野内館長ら関係者がテープカットを行い、同館の成功を願った。

 開館時間は午前9時30分から午後4時30分まで。入館料は一般500円、高校・大学生300円、小・中学生200円。毎週月曜日は休館。

 問い合わせは同資料館(電話0243・24・1939)へ。