6年ぶり宿泊業務再開 飯舘の体験施設、村民の帰還促進へ期待

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内覧会で修繕された施設を見学する菅野村長(右)ら

 東京電力福島第1原発事故の影響で休業し、昨年、入浴施設の運営のみ再開した飯舘村深谷の宿泊体験施設「宿泊体験館きこり」は8日、6年ぶりに宿泊業務を再開した。村民の交流拠点として、村はコミュニティーの維持や村民の帰還促進につながると期待する。

 村は帰村の準備などによる宿泊を想定し、当面利用できるのは村民のみとしていく。レストランの運営を見合わせ、本年度は食料の持ち込みを認める。

 現地で同日、関係者向けの内覧会が開かれ、寝具やカーテンなどを修繕した宿泊室やコテージなどが公開された。菅野典雄村長は「村の復興に『きこり』はなくてならない。村としても活用を進めていきたい」と述べた。同村行政区長会長の大越憲一さんは「施設が震災前と同様のにぎわいを取り戻してほしい」と願った。

 営業時間は、入浴、休憩が午前9時~午後6時。宿泊はチェックインが午後3時、チェックアウトが午前10時。

 利用料金は大浴場が中学生以上300円、小学生は150円。岩盤浴施設のイオラは中学生以上が700円(大浴場料金込み)。宿泊は中学生以上が1泊3675円、子どもは1泊3150円。

 予約や問い合わせは同施設(電話0244・42・1012)へ。