福島県の食材...「懸念ない」 国連食糧農業機関事務局長が試食

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 外務省は10日、東京都内で来日している国連食糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバ事務局長を招き、本県の果物を使ったスイーツの賞味会を開いた。ダ・シルバ事務局長は、本県食材に含まれる放射性物質のモニタリング結果などを踏まえ、「福島産品に懸念を持つ理由は見当たらない」との考えを示した。

 本県食材の風評払拭(ふっしょく)を目的に、同機関の関係者や各国の在京大使館関係者ら100人以上が参加して開かれた。福島市のリンゴやナシを使ったスイーツが振る舞われた賞味会では、ダ・シルバ事務局長が「福島の全ての産品は十分にコントロールが行われている。政府も対策を講じ、透明性も確保されている」と述べ、各国の関係者に本県食材の安全性を訴えた。

 また、会場で振る舞われたリンゴのスイーツについては「非常においしい」との感想を述べた。小林香福島市長も参加した。また、賞味会後には同機関の日本の親善大使の発表会が開かれ、日本ホテル統括名誉総料理長の中村勝宏さんとニュースキャスターの国谷裕子さんが親善大使に選ばれた。