みなみそうま復興大学に「福島大分室」 職員常駐で帰還支援

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
看板を除幕する(左から)桜井市長、佐々木局長、初沢センター長。右は福島大うつくしまふくしま未来支援センターのマスコット「めばえちゃん」

 福島大は南相馬市原町区にあるみなみそうま復興大学に相双地域支援サテライト南相馬分室を移転し、12日に現地で開所式を行った。6月から職員2人を常駐させ、同市や飯舘村、川俣町、浪江町と連携しながら住民の帰還や教育環境の整備を支援する。

 南相馬分室はこれまで南相馬市放射線対策総合センター内にあり、常勤の職員を配置していなかった。飯舘村や川俣町山木屋、浪江町などの避難指示解除(一部地域を除く)に合わせて体制を充実させる。職員は聞き取り調査をするなど各市町村の課題や問題点などを把握、調査し、帰還に向けた住民のコミュニティーづくりなどに取り組む。

 同大はサテライトを南相馬分室のほか、楢葉本所(楢葉町)川内分室(川内村)に置いている。南相馬分室の移転に伴い福島市の同大うつくしまふくしま未来センターに企画・連携の担当者1人を新たに配置、職員をこれまでの7人から10人に拡大する。

 開所式で、同センターの初沢敏生センター長が「楢葉本所と連携して教育支援などを含め幅広い支援活動をしていきたい」とあいさつした。県相双地方振興局の佐々木秀三局長と桜井勝延市長が祝辞を述べ、看板を除幕した。