情感込め「檜枝岐歌舞伎」 村政独立100周年、節目の年

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国指定重要有形民俗文化財「檜枝岐の舞台」で上演された檜枝岐歌舞伎で観衆を魅了した千葉之家花駒座=12日、檜枝岐村

 村政独立100周年の節目を迎えた檜枝岐村で今年最初の一般公開となる檜枝岐歌舞伎が12日、同村の国指定重要有形民俗文化財「檜枝岐の舞台」で上演された。節目の年に一層気合の入った村の役者たちの熱演に観客が見入った。

 春恒例の愛宕神(あたごじん)祭礼奉納として上演された。舞台清めの寿式三番叟(さんばそう)で開幕。村民でつくる千葉之家花駒座が「奥州安達ケ原 文治館の段」を披露、愛情あふれる人間模様を情緒豊かに演じた。

 本社がのぼり旗寄贈

 檜枝岐歌舞伎の上演に先立ち、福島民友新聞社は千葉之家花駒座にのぼり旗を寄贈した。

 のぼり旗は歌舞伎を盛り上げるために贈られ、歌舞伎の開催時期に合わせて会場の入り口や参道のほか、村内各所に立てられる。本社からの寄贈は今回で15本目。菅野厚常務が花駒座の星長一座長に贈った。星座長は「励みになる。精いっぱい歌舞伎を頑張りたい」と謝辞を述べた。

 檜枝岐歌舞伎は福島民友新聞社の「福島遺産 百選」に選ばれ、花駒座は1999(平成11)年に「みんゆう県民大賞」を受賞している。