中野昭慶さん『特撮の神様』を語る すかがわ国際短編映画祭

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
円谷英二監督について話す中野さん(右)と江口さん

 第29回すかがわ国際短編映画祭が13日、須賀川市文化センターで始まった。国内外の優れたドラマやドキュメンタリー、アニメの短編映画などが上映され、来場者が思い思いに作品を楽しんでいる。14日まで。

 2日間で計31作品の上映を予定しており、初日はテレビのドキュメンタリー番組「現代の主役 ウルトラQのおやじ」など16本が映し出された。「現代の主役~」は特撮の神様と称される同市出身の円谷英二監督の姿を追った作品で、円谷監督が自らについて語ったり、特撮現場で撮影を指揮する様子などが収められている。

 また円谷監督と親交があり「ゴジラシリーズ」「日本沈没」などを手掛けた特技監督の中野昭慶さんを招いたゲストトークも行われた。中野さんは、入社した東宝砧撮影所での円谷監督との出会いを振り返り「初めは(監督が)何を考えているのか分からなかったが、(やることを理解しようと)徹底して考え抜いたら(監督に)認めてもらえるようになった」と語った。

 中野さんは現在のデジタル技術についても触れ「簡単に映画を作れる時代になった。デジタル技術を使いこなして『これがやりたい』との意気込みを持って作品を作ってほしい」と、映画作りを志す人たちにエールを送った。映画評論などの活動をする江口浩さんも映画について語った。

 映画祭は、市が事務局を務める実行委などの主催、福島民友新聞社などの後援。実行委は2000(平成12)年に福島民友新聞社の「みんゆう県民大賞」を受賞している。

 最終日の時間は午前10時~午後6時。当日券は大人800円、高校生以下無料。