歩いて健康、活動後押し みずウオークで「ふくしま健民アプリ」

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フィニッシュ後、スマートフォンに「ふくしま健民アプリ」を入れる参加者=13日、福島市・あづま総合運動公園

 「楽しみながらできるのはいい。健康に良いことはどんどんやりたい」。13日のうつくしま・みずウオーク福島大会で始まった、参加者を対象とした「ふくしま健民アプリ」へのポイント加算は健康増進につながる「ウオーキング文化」の裾野を広げるきっかけの一つになりそうだ。

 「これからもポイントをためていきましょう」。友人たちと参加した南会津町の学校職員星佳恵さん(59)は笑顔で話した。フィニッシュ地点となった福島市のあづま総合運動公園の特設ブースで、用意されたQRコードをスマートフォンで読み込み、ポイントを獲得。健康維持に関心が高く、アプリを積極的に活用していく考えだ。

 ふくしま健民アプリは県が提供するスマートフォン向けアプリで、県民の健康づくり活動をポイント化。3000ポイントためると、県内の協力店で値引きなどの特典を受けられるカードがもらえる。みずウオークでは1大会ごと200ポイント、本年度5大会全てに参加するとさらに500ポイント加算される。

 ポイント加算は、健康につながる活動を県民に促すのが狙い。「いつでもどこでも誰でも、習慣として取り組めるのがウオーキング。必要なのは、始めるきっかけだ」。県ウオーキング協会の大和田行一会長(78)はそう強調する。

 寝たきりなどにつながってしまう、お年寄りの転倒を防ぐ上でもウオーキングは有用という。「膝を曲げてすり足で歩く高齢者は多いが、バランスが悪く、転びやすい歩き方だ。地面にかかとから着いて、爪先で蹴る正しい歩き方をウオーキングを通じて身に付けてほしい」

 ウオーキング愛好者は、健康への良い影響を口々に語る。みずウオークに参加した須賀川市の木村強志さん(67)は、定年直前の健康診断で体脂肪について医師から指導を受けたのを契機に、日常的に8~10キロ歩くようになった。「ウエストが10センチ減った。病気にもならない」という。福島市の本多信治さん(79)はみずウオークの常連。「病院でボランティアをしているが、来院者から『年齢より若く見える』と言われる」と笑った。