川俣町広報が全国1位 全国広報コンクール・町村部

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特選と総務大臣賞を受賞した「広報かわまた昨年3月号」を手に喜ぶ斎藤さん

 日本広報協会は15日までに、全国広報コンクールの審査結果を発表、本県から広報紙部門(町村部)で川俣町の「広報かわまた昨年3月号」が1位に当たる特選と総務大臣賞を初めて受賞した。

 「広報かわまた昨年3月号」では、原発事故後、初めて運営を再開した同地区名物「田んぼリンク」の復活を、地域住民や利用する子どもなどの視点で特集した。審査員からは構成や記事の迫力、写真などが高く評価された。

 東京電力福島第1原発事故により同町山木屋地区に出されていた避難指示が解除され、復興に向けた足音に力強さが増す町に届いた吉報。「町民の頑張りが評価されたことが何よりうれしい」。広報かわまたを手掛ける町総務課文書広報係の斎藤健太郎さん(29)は喜びをかみしめた。  広報かわまたに携わり5年目を迎えた。「町民の頑張りのきっかけになれば」と斎藤さん。町民に愛される"町民ファースト"の広報紙を今後も届けるつもりだ。

◆福島県、郡山市は入選  

 全国広報コンクールではこのほか、広報紙部門(都道府県・政令指定都市)で県の「ふくしまからはじめよう。ゆめだより昨年12月号」、同部門(市部)で郡山市の「広報こおりやま昨年11月号」、広報写真(一枚写真)で大熊町の「広報おおくま昨年9月1日号」、同部門(組み写真)で南相馬市の「広報みなみそうま昨年8月15日号」が入選した。「広報おおくま」は読売新聞社賞も受賞した。

 ゆめだより昨年12月号は「ブランド米やコメ加工品の消費拡大の企画意図があふれている」と評価された。

 広報こおりやまは、「埼玉・文京学院大との交流を特集し、地域創生につながることがよく分かる」と指摘。

 広報おおくまは特例宿泊で夕食の場面を撮影した写真を掲載し「暗闇の中に窓からこぼれる灯。幾つものテーマが隠されている」と評価。

 広報みなみそうまは騎馬武者の顔をアップで切り取り、「臨場感のある撮り方になっている」と評価された。