郡山の殺人で懲役30年求刑 検察側強い殺意指摘、裁判員裁判

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 郡山市逢瀬町の山林で昨年5月、警備員男性=当時(25)=が殺害された事件で、殺人、有印私文書偽造・同行使などの罪に問われた本籍郡山市、住所不定、無職車田和也被告(27)の裁判員裁判論告求刑公判は16日、地裁郡山支部(井下田英樹裁判長)で開かれ、検察側は有期刑の上限となる懲役30年を求刑した。判決公判は18日午後3時から。

 論告で検察側は「男性名義で借金したことが発覚するのを恐れ、自らの借金返済を免れるために、全く落ち度のない男性を殺害したことは極めて重大」とした。

 さらに、強い殺意を持って男性をつるはしで何度も殴打して殺害したことを挙げ、「犯行は凄惨(せいさん)極まりない」とした。

 一方、最終弁論で弁護側は、車田被告が起訴事実を全て認めていることや更生の可能性を挙げ、寛大な判決を求めた。