24市町村、面的除染完了 3月末時点、残りは17年度中目指す

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 県は18日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域以外で、市町村が国の指定を受けて実施している面的除染の3月末時点の実施状況を発表した。国が目標として掲げた同月末までに面的除染を終えたのは36市町村のうち24市町村だった。残る12市町村は本年度中の完了を目指す。

 優先的に除染が進められてきた住宅除染は計画数41万4696戸に対し、除染が完了したのは41万2437戸で、進捗(しんちょく)率は99.5%と最も高かった。公共施設は1万1652施設に対し、除染完了は98.4%の1万1461施設。農地は3万1520ヘクタールのうち、98.2%の3万959ヘクタールが完了した。

 一方、道路は1万8824キロに対し、完了は84.6%の1万5919キロにとどまった。住宅など生活圏から20メートルの範囲や日常的に人が出入りする森林は4574ヘクタールに対し、81.6%の3734ヘクタールだった。

 県によると、道路側溝にたまった堆積物の除去方針の決定に時間がかかり、道路除染の着手を見合わせていたことや、仮置き場の確保が難航したことなどが影響したとみられる。面的除染の完了に向け、県は「市町村をしっかり支援していきたい」としている。