浪江消防署、富岡消防署の新庁舎建設に着手 来春運用へ

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 双葉地方消防本部を運営する双葉地方広域市町村圏組合は22日、震災と原発事故の影響で使えなくなった浪江、富岡両消防署の新庁舎建設に着手した。浪江、富岡両町の現地で同日、安全祈願祭と起工式が行われた。震災で被災した浪江消防署は現在地に新築。富岡消防署は原発事故で帰還困難区域内にあるため、県富岡合同庁舎西側の国道6号近くに移転する。いずれも来春の運用開始を目指す。

 浪江消防署は浪江町役場敷地内にある勤労者福祉施設「サンシャイン浪江」に仮庁舎を置いて業務を行っている。新庁舎は鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積は約1500平方メートル。1階に消防車や救急車など9台が入る車庫や資機材倉庫、2階は仮眠室、3階には事務室や会議室・研修訓練室などを備える。

 富岡消防署は楢葉町の楢葉分署のほか、富岡町中央2丁目の町消防団第1分団屯所に臨時拠点を構え、24時間体制で活動。新庁舎は鉄骨造り3階建て、延べ床面積は約1570平方メートル。1階に消防車や救急車など8台分の車庫、緊急洗浄消毒室や資機材倉庫があり、2階に仮眠室など、3階に執務室や会議室を設ける。