今夏にも3号機の水中調査 新開発のロボ投入、福島第1原発

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 東京電力は22日、原子力規制委員会による福島第1原発の廃炉作業に関する検討会で、夏にも3号機格納容器内を調査する方針を示した。格納容器内は汚染水の水位が高いため、新たに開発した水中を移動するロボットを投入、カメラなどを使って溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況把握を目指す。

 3号機では2015(平成27)年10月に計測器付きの小型カメラを使った調査が行われているが、ロボット投入による本格調査は初めて。夏には政府と東電が1~3号機のデブリ取り出しに向けた大まかな手順を絞り込む方針で、3号機の調査結果を反映させる。

 3号機の格納容器内には、他の号機より高い位置までデブリを冷やす水がたまっている。調査に使うロボットは全長約30センチで、前後にカメラを1台ずつ搭載、線量計の設置も検討され、スクリューを回して水中を進む。

 調査は格納容器の貫通部からロボットを投入して行われ、遠隔操作でデブリが存在する可能性のある格納容器の底などを撮影する計画となっている。