詩人・草野心平の『美味』食す 再現料理、独特な食世界を堪能

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色とりどりの花を載せたサンドイッチ

 いわき市出身の詩人草野心平が営んでいた居酒屋や作品で出てきた料理を再現して味わう「心平さんの胃袋探訪~創作料理の試食と解説」は21日、同市小川町の市立草野心平記念文学館で開かれ、参加者が花を載せて食べるサンドイッチや、コーヒー味のくず湯など、独特な心平の味覚の世界を堪能した。同館の主催。

 同館で6月18日まで開かれている企画展「草野心平の詩 料理編」の関連イベントとして開き、約30人が参加した。料理研究家の中野由貴さんが講師を務め、心平が出店した店や再現した弁当について解説した。

 中野さんは心平が営んだ焼き鳥屋台「いわき」に高村光太郎が最初の客として訪れたことなどを紹介した。試食では、ごま油を使ったおかゆ「心平がゆ」や大根をしょうゆ、酒、みりんで漬けた「大根の半日づけ」などが振る舞われた。