福島・広野町と静岡・伊東市、友好都市提携 民間から交流20年

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友好都市の提携書を交わした遠藤町長(右)と佃市長

 福島県広野町は24日、民間レベルを含めると20年以上の交流となる静岡県伊東市と友好都市を提携した。広野町が県外自治体と友好都市になるのは初めて。

 両町市は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後の2011(平成23)年7月に災害時における相互応援協定を結び、広野町は伊東市から市職員の派遣や支援物資の提供などを受けた。

 また、広野小器楽部と伊東市少年少女合唱団の交流などを通して絆を強め、教育や文化、産業、経済などより幅広い分野で地域間交流を活発化させた。

 町役場で行われた提携式では、遠藤智町長と佃弘巳市長が提携書を取り交わした。

 遠藤町長は「民間レベルから始まった友情を育み、自治体間交流もさらに発展させたい」、佃市長は「先人が築いた信頼関係を太くし、守り育てていく」とあいさつした。

 町によると、伊東市でホテルを営み、「広野夢大使」を務める北岡貴人さんが戦時中、広野町に疎開したことが縁で、住民らが相互に訪問し合うなど交流が広がった。