パンダハウスの居室拡充 増設工事完了、相談業務開始へ

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完成したパンダハウスの増築棟

 福島医大病院で治療を受ける子どもと家族の滞在施設「パンダハウス」の増築工事が完了した。

 現在の居室3室から6室に拡充したほか、本年度から新たに相談業務を開始し、退院した子どもたちの自立支援などにも当たる。

 同施設は1997(平成9)年に、小児がんなどの病気と闘う子どもと家族が自宅感覚で過ごせるように開設され、年間約2万~2万8千人が利用。

 近年、長期治療などで利用者数が増え、満室状態が続いていた。寄付金や会費、バザーの収益などを充て、増築した。

 既存施設に隣接する増設棟は木造一部2階建てで、延べ床面積約300平方メートル。利用者の客室のほか、大広間スペースなどを備える。利用料は1部屋1日千円。

 施設を管理・運営する認定NPO法人パンダハウスを育てる会は19日、完成記念セレモニーを行い、同会の山本佳子理事長は「支援者の思いをこれからも闘病中の子どもたちや家族に届けられるよう努力したい」と話した。

 既存施設の建て替えは今夏開始する予定。

 問い合わせは同会(電話024・548・3711)へ。