とうほう証券、1年目実績は計画上回る 営業収益5億800万円

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 東邦銀行が100%出資する証券子会社「とうほう証券」は4月で業務開始から1年を迎えた。1年目の実績は当初計画より口座数が249件上回る4549件、営業収益が8900万円上回る5億800万円で、預かり資産残高は388億円だった。加藤容啓社長は「順調なスタートが切れた」と評価する。

 同社は、地銀を母体とした証券会社として東北、北海道地区で初めて設立された。この1年間で福島、郡山、いわき、会津若松、南相馬の5市に5支店・営業所を設けた。

 将来不安の増大やマイナス金利の影響で資産運用ニーズが高まったことに加え、同行の100%子会社という信用、同行との連携の成果を背景に実績値が計画値を上回った。

 2年目の本年度は口座数8700件、営業収益7億3700万円、預かり資産残高700億円を計画。3年目で預かり資産残高1000億円、営業収益10億円の目標を掲げている。

 加藤社長、高野真司常務営業本部長・営業企画部長は26日、実績報告のため福島民友新聞社を訪れ、「独立系の証券会社と銀行の中間の立場を目指している。東邦銀行グループの一員として、地域のお客さまに信頼され、愛される証券会社にしていきたい」と抱負を語った。