「除染作業」賃金未払いで元作業員ら提訴 郡山の業者に請求

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 東京電力福島第1原発事故に伴う除染作業で、賃金の未払いがあったとして、元除染作業員6人は26日、雇用されていた郡山市の除染業者に未払い賃金など計約668万円を支払うよう求め、地裁郡山支部に提訴した。

 原告らの代理人によると、提訴したのは30~70代の男性6人。原告らはこの業者と交渉していたが、途中で打ち切られ、訴訟に踏み切ったという。

 訴状によると、6人は避難指示が出されていた浪江町や葛尾村などでそれぞれ除染作業に従事したが、休業手当が支払われなかったほか、基本給や特殊勤務手当(危険手当)の一部が未払いだったとしている。このうち2人は、8時間を超えて就業した場合の時間外手当も支払われていなかったとしている。

 原告らは26日、郡山市で記者会見し、提訴の経緯などを説明した。このうち原告の60代男性は「本来受け取っているべき賃金は、しっかり支払ってほしい」と述べた。

 被告の業者は「内容が確認できていないためコメントできない」とした。