「無資格」業者が落札 塙町発注工事、4業者が資格満たさず

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 塙町は26日、町発注工事の入札で、入札参加資格がない業者が落札していたと発表した。この業者は宮田秀利町長の判断で入札に加えた。町は宮田町長の判断で入札業者に選んだ4業者が入札の資格を満たしているか確認しなかったのが原因としている。

 宮田町長は新たな入札参加業者を加えたことについて「技術のある業者が工事を行うことで、次世代に技術を継承してほしいと考えた」としている。

 町によると、入札資格のない業者が落札したのは、今年1月に行われた同町で進められている定住促進住宅の新築工事。参加6業者のうち、4071万円で落札した業者を含め、4業者が資格審査を受けていなかった。

 参加業者の選定は、各課の課長らでつくる指名運営委員会が選んだ4業者を宮田町長が見直し、2業者を外し、新たに4業者を加えた。県建設産業室の指摘で24日、新たに加わった4業者がいずれも入札の資格を満たしていなかったことが分かった。

 宮田町長は26日、町防災センターで記者会見を開き「資格要件の確認や指導の徹底を図り、再発防止と町民の信頼回復に努めたい」と謝罪した。

 町は契約解除に該当しないか契約約款を確認しているが、現時点では契約は有効として、引き続き工事を落札した業者に任せる見通しとしている。

 建設業法は、1500万円以上の公共工事を請け負おうとする建設業者は、経営の状況や規模について審査を受けなければならないと定めている。