『小さな村』...活性化へ一丸 檜枝岐で「g7サミット」開幕

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小さな村の魅力発信に向け団結する(左から)星・檜枝岐、佐近・音威子府、船木・丹波山、山口・北山、小倉・新庄、和田・大川、和田・五木の7村長

 全国各地から人口の少ない7村が集まる「小さな村g7サミット」が26日、檜枝岐村で始まった。檜枝岐など7村の首長が、独自の伝統や文化を柱に小さな村ならではの魅力を高め、活性化に結び付けていくとの認識で一致した。

 地方の人口流出と、人口の東京一極集中に歯止めがかからない中、北海道、東北、関東、近畿、中国、四国、九州の各ブロックで最も人口の少ない村(離島を除く)の知恵を結集して打開策を探るのが狙い。

 昨年に続き2回目の開催となり、星光祥・檜枝岐、佐近勝・音威子府(北海道)、船木良教・丹波山(山梨県)、山口賢二・北山(和歌山県)、小倉博俊・新庄(岡山県)、和田知士・大川(高知県)、和田拓也・五木(熊本県)の7村長が参加した。

 開会式で星村長が「(7村の)合併せず、自立した歩みには地方創生の目指すべき姿がある」と規模の小ささを逆転の発想でアピール材料につなげる重要性を強調。三重県と奈良県に囲まれ、村全域が全国で唯一の飛び地となっている北山村の山口村長は「地形的に合併が難しい中、いかに人口を維持するかが課題。そのような中で(木材を河口に運ぶ)伝統産業の筏(いかだ)流しを復活させ、今や観光の柱になっている」と地域活性化への取り組みを紹介した。

 「若い視点を生かした地域づくり」(佐近音威子府村長)など、地域おこし協力隊員ら村外の意見を振興策に生かすべきとの意見も上がった。

 サミットは檜枝岐村の村政独立100周年記念事業の一環で、最終日の27日は7村の首長が地域発展に向けた共同宣言を採択するほか、シンポジウムで小さな村と都市企業との交流について意見を交わす。