「市道南作・青井線」開通 いわきの復興道路、迅速な避難可能に

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市道南作・青井線の開通を祝って行われたテープカットとくす玉割り

 いわき市が整備を進めてきた同市平薄磯の市道南作・青井線(延長721.1メートル)は1日、開通した。同日、現地で交通安全祈願祭・開通式が行われ、出席者約60人が復興道路の完成を祝った。

 南作・青井線は東日本大震災で津波の被害を受けた薄磯、沼ノ内、豊間の3地区と県道を結ぶ避難路・復興道路事業として、国の復興交付金を活用して新設された。事業費は約11億5000万円。

 道路ができたことで、災害発生時には沿岸部から内陸部に迅速な避難が可能となり、避難所への物資などの搬入、緊急車両通行の円滑化なども期待される。

 開通式では、清水敏男市長があいさつ、菅波健市議会議長、浦船利幸福島復興局いわき支所長が祝辞を述べた。関係者がテープカットやくす玉割りを行い、豊間小の児童が鼓笛パレードして開通を祝った。

 自宅を津波で失った坂本武一薄磯副区長(73)は「豊間小・中学校前を通る、地域にとって重要な道路が完成して良かった」と喜んだ。